アニメと音楽のビジネス関係(1)〜マクロスFの音楽関連商品
『マクロスF』のDVD/ブルーレイが発売され初回プレスが併せて10万枚を突破した。また『コードギアス反逆のルルーシュR2』も初回DVD/ブルーレイのプレスが10万枚という大ヒットとなった。発売元のバンダイビジュアルだけではなくアニメ産業界にとっても喜ぶべき出来事ではあるが、これらの作品で見逃せないのはその音楽商品の波及力である
『マクロスF』『コードギアス反逆のルルーシュR2』のDVD/ブルーレイに負けず劣らず凄いのが音楽商品である。特にマクロスの場合、主題歌を含む関連CDの売上は既にトータル100万枚以上になっていると聞くが、枚数的にはある意味DVD以上の市場を形成しているとも言えるのがこのアニメ関連音楽市場である。
実際、JASRACが今年発表した2007年度の国内著作権使用料売上楽曲ベスト10の中の4曲はアニメ主題歌などの関連楽曲、さらに海外著作権使用料売上に至ってはベスト10の10曲全てがアニメ関連楽曲であった。
ということで、アニメビジネスにとって益々重要性を帯びてきた音楽であるが、今回からビジネス的に見たアニメと音楽の関係を何度かに分けて書いて行きたい。
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