密かに進む軍事的脅威
日本に取って現実的に驚異となりつつあるのが台湾問題である。中国にとって台湾は自国領であり、チベット同様いつ軍事的なアクションを起こし侵攻してもおかしくない状況にある。
もし、中国の台湾侵攻が実現しその付近のシーレーンを支配するとなると日本の生命線であるエネルギー輸送が途絶える可能性が一挙に高まる。そうなれば事実上の属国化は避けられない。実際その様な見解を持つ政治学者や評論家は多い。
中国は空母の建設を発表しており海南島を基地に南アジアに進出する気配を伺わせていることも考えると、何れにせよ日本のエネルギー補給路に大きな影響を与えるのは間違いないであろう。
従って、中国の台湾侵攻時に日本はどう動くかということが非常に重要な決断となる。もし、日本が出動を決心すれば日米安保によりアメリカの艦隊も動き中国を押し留められるが、ここに来てオバマ大統領の民主党政権になったことでアメリカは親中国へと転換したのでその望みも薄くなった
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