『吉本隆明 全マンガ論』吉本隆明
(09年6月/小学館/税抜2,800円)
鋭い視点が・・・
正直拍子抜けした。期待した自分が馬鹿だったのだろうがこれも単なる感想文のレベルであった。こういう人が書く評論だから面白い視点を提示してくれるのかと思ったのだが・・・
吉本隆明といえばかつて一世を風靡した思想家である。その著作は団塊の世代から支圧倒的に持されており、その勢いを得ての今回のマンガ論となったのであろうが、果たしてその価値はあったのか。人に見せるほどの余技にはなってないように思える。
本日早めに終了。あ、ひとつだけあった。りんたろうさんとの対談が載っているだが、りんさんが最後に語る言葉に注目。りんさんが目指すアニメの本質が語られている。
(蛇足ではありますが・・・)
いずれ、よしもとばななのパパとして記憶されるようになるのでは・・・
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