人材育成の実態調査12〜資格制度1/アニメーター
「アニメーターや美術などに検定制度があった場合、採用の目安となるか」という問いに対し, 制作・作画系企業系企業の回答は110社中101社(91.81%)であった。回答率は高かったが、内容的には「ならない」が59社(58.42%)と否定的であった。
ただし、「なる」が36社(35.64%)と、留保付賛成と見受けられた「その他」の条件付きで賛成の5社も併せると40%程度は賛成であるとも考えられる。「その他」に記載されていた記述は以下の通りである。
〈「その他」に記載されていた事項〉
・
制度次第/制度自体の信用性による 2社
・
内容による 2社
・
フリーと作品契約する時の目処となる 1社
・
(「ならない」の理由として)多様な才能がある職種なため、それを網羅する資格が想像出来ない 1社
美術系では28社中25社(89.29%)と回答率が高かった。こちらは、「ならない」が14社56%と制作・作画系の58.42%とほぼ同じ比率であった。「その他」5社が記述していたのは以下の通りであるが、この内容を考慮すると40%強は可能性があると考えて良いかも知れない。
〈「その他」に記載されていた事項〉
・ 中味がわからないので答えられない
・
指導者やテキストによる
・
参考にはする
・
何が基準かわからない
・ 検定機関次第ではなる
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