『アニメ産業レポート2010年』
動画協会データベースワーキング編
10年10月/非売品
肝心な本のことを言い忘れておりました。動画協会DBW編の09年度アニメ産業データのレポートです。何だか突然文体が変わりましたが、まあ自分が座長を勤め、編集もやっているのでここはひとつ神妙に。
今年で2回目のこのレポートですがアニメの研究には結構役に立つと思います。産業データ本文の方は、増田、評論家の氷川さん、キャラクターデータバンクの陸川さん、シンクの森さん、筑波大学院の林政宏君が担当。
中味は、
1. 2009 年アニメ産業総括
1-1. 市場動向概観
1-2. 注目すべき動向
2. 各分野解説.
2-1. TV アニメ
2-2. 劇場アニ
2-3.OVA
2-4. 配信
2-5. 商品化等二次利用
2-6. アニメーション音楽.25
3.海外動向
3-1. 世界の中の日本のアニメーション
となっています。
このほかに注目すべき事象に関する寄稿があります。
■ 「インドアニメーション産業の現状」
七丈直弘 早稲田大学 高等研究所准教授
■ 「TV アニメの歴史を考える」
藤津亮太(アニメ評論家)
■ 「アニメと地域の新たな関係性を考える〜「まちおこし」と「コンテンツ観光立国」の観点から〜」
山村高淑 北海道大学 大学院 観光創造専攻准教授
■ 「日本のマンガ・アニメに関する高等教育 - アンケート調査結果から -」
村澤 昌崇 広島大学 高等教育研究開発センター准教授
■ 「広告におけるアニメ利用」
伊藤直史 株式会社日本アドシステムズ 戦略プランナー
■ 「我が国におけるコンテンツを研究対象とした学会設立の歴史と現状」
吉田正高 東北芸術工科大学 メディア・コンテンツデザイン学科准教授
今回は我ながらまあまあよく出来ていると思います。もし入手希望の方がいましたらしばしお待ちください。販売などの検討をしている最中です。
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