仕分けの現場
ということでやって来ました杉並区役所。以下、写真を見ながらのお伝えする。
杉並区役所の真ん前にある芝萬ビル。04年9月までここにマッドハウスがあった。ビルは古かったが元ボーリング場のせいかワンフロアで天井も高くスタジオらしい趣があった。当時アスミックエースの社長だった椎名保氏がボーリング場だった頃、コカコーラのアルバイトで来たことがあると懐かしそうに語っておられた。1Fに結構大きい本屋、靴屋、コーヒーショップ、それに爆笑問題の田中裕二が働いていたコンビニがあって至極便利だった。
これが会場の全貌。傍聴席中央やや右側に金髪に染めて眼鏡をかけている男性がいるがこの人は初期のアニメ担当職員。久しぶりに会ったが現在は転職しクリエイティブ関係の仕事をしておられるとのことであったが、当時の事情をよく知る身としてはやはり区役所の答弁が歯がゆかったと述べておられた。担当がしばしば変わる弊害がモロに出てしまった。
決して仕分け人の舌鋒が鋭かった訳ではなかったのだが、区役所側が杉並区のアニメ産業の基礎データを用意しておらず一方的な展開となってしまった。杉並区のアニメ事業者の概要を知っている身としては仕分け人の質問に思わず手を挙げて答えようと何度思ったことか・・・
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