『もっとわかるアニメビジネス』解説〜第一章アニメーションとビジネス4
アニメスタジオのトップ
東アニに次ぐサンライズの社長は歴代プロデューサー出身。バンダイという親会社があるが、ずっとプロパーが社長となっている。現内田代表も昔はガンダム等のプロデューサーであったが(昔のアニメージュ見るとよく出てます)、どうも制作のトップが代表になるという暗黙の了解となっているようである。
トムスの岡村社長はセガの出身だからゲーム畑。セガからトムスの取締役となり08年代表となった。ちなみに里見会長がサミーの創業者。ジブリは鈴木会長が徳間の編集出身、星野社長が外資系企業からディズニー日本代表、そしてジブリ。会長は出版界、社長が外資系マネージメント界といったところか。
プロダクションIGの石川社長はバイト募集でタツノコ入社、その後独立してIGを立ち上げた。この人は生粋のプロデューサー畑である。A1-Picturesの植田代表はサンライズ出身、こちらも一貫して制作畑を歩んできた。マッドハウスは最近日テレの傘下に入ったこともあり、細川会長、岡田社長共に日テレ出身である。シンエイ動画は楠部会長が制作管理、岩永社長がテレビ朝日である。タツノコはタカラトミー副社長の佐藤氏が現在代表を務めている。手塚プロの松谷代表は出版社出身。
こうして見ると、テレビ局系統のトップも多いが、制作現場を持つアニメ企業については制作/プロデューサー出身が一般的には多いようである。JC.Staff、OLM、ユーフォーテーブル、ジーベック、シャフト、AIC、ボンズ、テレコムアニメーション、ホワイトフォックス、亜細亜堂などのトップは制作/プロデューサー出身。
これに対して、クリエーター系(演出/アニメーター/その他)がトップを務める企業はどこか?
ダンバイ…バンダイですね。
今の虫プロの社長はたしか撮影出身の伊藤さん。
投稿情報: DFL | 2011/09/26 07:53
ダンバイはばんだいでした。ダンバイってロボットの名前みたいですね(笑)。
虫プロは確かにそうですが、手塚プロの松谷さんは漫画サンデー出身です。
投稿情報: 増田 | 2011/09/26 08:15
ばんだいではなくバンダイでした。
投稿情報: 増田 | 2011/09/26 08:16