『ニンテンドー・イン・アメリカ』
(ジェフ・ライアン著・林田陽子翻訳)
(2011年12月早川書房1,680円)
ニンテンドーアメリカ
アニメのポケモンの大躍進の裏にはニンテンドーアメリカの後押しがかなりあったと推測しているので早速買って読んだ。放送枠を含め、ニンテンドーアメリカがどのようにアニメに関わりプロモーションを助けたのか。
だが、内容は全然違っていた。差異世からいやにマリオの話が出てくるかと思ったので現代を見たら『SUPER MRIO HOW NINTENDO CONQUERRED AMRICA』でありガクッとなった。
ほとんどビジネスの話が出て来ない。作者は著名なゲームジャーナリストだそうで、やたらゲームの内容に触れて記述が多い。これではニンテンドーアメリカのビジネス概要がどのようなものなのか全然わからない。
ただし、文章は面白い。ゲームが好きな人呼んだらたまらないだろう。『ニンテンドー・イン・アメリカ』というよりは『ニンテンドーのゲーム・イン・アメリカ』が内容的に正確であろう。誰かニンテンドーアメリカの実態を書いて欲しい(あるのかも知れないが、もしそうなら翻訳お願いします、早川さん)。
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