6月18日(水)
〈アニメビジュエンス〜遊技機とアニメーションの良い協業関係は〉
アニメと遊興の関係を真っ正面から捉えた好企画。アニメ産業にとって、もはや無視できなくなった遊興から生じるインカム。大人向けのアニメが存在するという特殊な状況下にある日本ならではの現象である。
アルコール、喫煙、セックス、ギャンブルはキッズアニメの不倶戴天の敵。従って、ギャンブルとの関係に懸念を示す関係者がいるのは当然のことである。また、日本の遊興産業自体、イリーガルから立ち上がったという歴史的経緯もあるからして、アレルギーがあるのもうなずける。
これは要は日本が持つ大人向けアニメジャンルをどう捉えることの問題でもあろう。同じアニメであっても、もはやキッズものとは一線を画すという定義を自らしていけなければならない時期に来ているのではないかと思う(その意味で、日アメの参入は結構驚いた)。
遊興産業との距離感をキチンと考えなければ足下を掬われることもあるだろう。というか、その前に余りの規模の違いに、簡単に飲み込まれてしまうかも知れないのだが・・・
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