第六章「激動の10年 その他篇」パッケージ4&配信1
動画配信のプラットフォーム
要するに動画配信においても、主要なプラットフォームが海外勢に握られつつあるということである。iTunesはもとより、Android Marketにおいてもgoogleがビジネスを行おうとする動きが見られる。そうなれば、スマートフォンの動画は両社に牛耳られてしまうであろう。
ビジネスがはじまったばかりの動画配信であるが、既にプラットフォームを巡る大攻防が繰り広げられている。そんな状況の中で、パッケージ系のメーカーが流通を含んだイニシャティブを取れるかというと絶望的である。出版社同様、商品の製造から流通まで行うメーカーではなく、コンテンツ製作会社となるであろう。新しい船にはやはり新しい水夫が相応しいのだ。
ということで、次回からは企業篇に入ります。
コメント