第7回東京国際アニメフェア③〜ビジネス向けかコンシューマー向けか
ビジネスデーと打ってかわって活気に満ちていたのが土日の一般開放デーであった。前の晩からの徹夜組を含め両日とも昼過ぎまで入場制限が出る盛況ぶりであった。それもあってか、会場内のブースも大にぎわいで、特に新作品の発表会などの時には通路まで人が溢れ、身動きも取れないケースも多々あった。
また、会場内につくられたステージでのイベントも凄まじいほどの動員であった。次のイベントの入場を希望するファンの列が途切れることなくつながっており、正直ピーク時には近くを通るのがためらわれたほどである。
この熱気、この集中度、何やらアニメファンの祭典を思わせる。それを考えるとアニメフェアが次第に冬夏開催されているコミュケの中間に位置するイベントになる可能性があるように思われるのだが。
アニメフェアの当初からビジネス向けのイベントなのか、それともコンシューマー向けのイベントなのかという議論があった。これについては、現状でいうとコンシューマ向けの比率が高まった来ているように見える。もちろん、ビジネス向けのマーケットは今後も欠かせないと思われるので、前回述べたような国際化に対する対応が緊急の課題となるのではないかと思う。
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