〈手塚治虫とアニメ〉アニメの繁栄を築いた手塚治虫
アニメ人材育成者としての手塚治虫2〜虫プロの流れを汲む企業
手塚の流れを汲むアニメ製作・制作会社は非常に多い。その中でも代表的なのは前述したサンライズ、マッドハウス、グループタックなどであるが、これに直系である手塚プロダクションや中小プロダクションを加えると相当な数に上る。
マジックカプセル、オーディオ・プランニング・ユーといった音響会社や京都アニメーションまで加えると虫プロ系の多くの会社が未だにアニメ界の中心に位置しているのがわかる。
さらに、これらの会社から派生した「孫会社」も次第に増えている。スタジオ・ディーン(サンライズから独立。『今日から㋮王!』『少年陰陽師』など制作)、ボンズ(サンライズから独立。『鋼の錬金術師』『桜蘭高校ホスト部』など制作)、マングローブ(サンライズから独立。『サムライチャンプルー』『天保異聞 妖奇士』など制作)、ノーマッド(マッドハウスから独立。『ローゼンメイデン』『sola』など制作)などがあり実に多彩な人脈を成している。
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