動漫による日中友好
今年5月、精華大学で行われた日本の声優によるコンサートの熱狂振りは日本とほとんど変わらなかったという。日本サイドは中国製腐女子?の多さに驚いたという。
聞く所によると、精華大学のそのメンバーが揃っての多くが日本語をつかいこなせるそうだ(10%程度らしいが)。第二外国語で日本語を取って勉強しているらしいが、マンガやアニメに直接触れているので上達が早いとか。
彼らは、いわゆるオタクの域に入っていると思われるが、日本に取っては非常に有り難い話である。こういう世代が中国社会の主流となれば決して日本と事を構えるようなことはなくなるのではないか(日本より本音と建て前が別である中国なので、表面的には反日の姿勢を崩さないであろうが)
また、中国政府も日本の動漫(海外文化)が持つパワーを実はよく認識しており、現在の全面的な禁止状態もある種の怖れの現れではないかと思う。従って、日本の動漫を普及させる(勝手に普及してはいるが)手段をあらゆる方面から検討すべきではないかと考える次第である。
以上、中国についてアニメ産業の視点から述べてきたが、経済面においても政治面においても日本の動漫が有効(友好)であるのは間違いないであろう。
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