『少年ジャンプ資本主義』三ツ谷誠
(09年9月/NTT出版/税別1,600円)
看板に・・・・
タイトルに引かれてすぐ買った。NTT出版でこのネーミングは植草本(アニメビジネスがわかるの編集者様でございます)かと思ったが違った。なので遠慮なく書かせて貰おうっと。
最後まで読んだが、結局「少年ジャンプ資本主義」が何であるのかわからなかった。私の理解が不足しているのかも知れないが、「看板に偽りあり」ではないが(まあ、私の様に名前で買ってしまった人間もいるのでタイトルの勝利とも言えるんでしょうが・・・)
要するに「・・・であると自分は思う」の世界である。もっともらしいことが書いてあるがその証明が何処にもない(なくてもいい種類の本名のかも知れませんが)。そもそも、「ジャンプ資本主義」の定義がなされていない(資本主義も)。最初から最後まで出て来ない。データのひとつくらい出せとは言わないが寄って立つポイントが不明瞭。
(蛇足ながら・・・)
『男一匹ガキ大将』や『アストロ球団』のあらすじを知るのには役立つかもしれませんが・・・
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