人材育成の実態調査1〜アニメ企業の募集方法
それでは本題に入る。アニメ企業における人材育成の状況であるが、まず募集方法。制作・作画系では複数回答で以下のような回答を得た。
2)HP 66社
3)教育機関への求人票 55社
4)HP&教育機関への求人票 32社
5)その他 11社
一方、美術系は以下の通り。
1)1)広告 2社
2)2)HP 11社
3)3)教育機関への求人票 17社
4)4)HP&教育機関への求人票 5社
5)5)その他 4社
企業規模の大きい元請、準元請などでは自社ホームページ、規模が小さくになるにつれて教育機関への求人票が多くなる傾向がある(また、比較的歴史があり、教育機関との繋がりの強い企業も求人票を出すところが多いようである)。
また、複数の募集手段ではホームページと求人票という組合せが多かった。
一方、少なかったのが広告による求人であり、回答社の中で、広告を出しているのは回答社の15%弱にあたる15社で、アニメ企業ではリクルートにあまり経費かけていないということがわかった。それでも人材が集まるということは、まだ人気業種であることの証拠ではないか。
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