ちょっとショックな哈日族異聞
Dital Taipeis初日が終わってから101の周囲を歩いた。「誠品書店」という本のみならず小物やファッション、高級レストランなども入っているおしゃれな書店を訪ねた。1時間ちょっと店内を見たがとても時間が足りない。結局、上海アニメーションスタジオの作品を幾つかと台湾で2004年に製作されたCGアニメーションのDVDを購入。
次に訪ねたのは台北駅近くにある電気街。光華数位(デジタル)新天地という雑居ビルで、まあ台北の秋葉原である。カメラ、モバイル、部品類屋、コミック・DVDショップなどが軒を連ねている。
ここのDVDショップでは日本からの正規ライセンスのDVD−BOXが非常に安く売られており、アジアITビジネスの田所さんは来る度に毎回買い求めているとのこと。動画協会の調査によると、世界で一番日本のアニメを買っている国は台湾という結果が出ているので沢山あるのは当然であろう。田所団長、今回の収穫は日本では買えない『キャンディ キャンディ』のDVD−BOXだったそうな。
そしてこの日の夕食は西門での飲茶と相成った。日本でいえば若者の集まる原宿のような場所である。確かに若い男女が溢れそうなほどいる。盛り場から少し離れた所がかつての映画興行街で現在はIMAXシアターもあるシネコン通りに変貌している。
原宿のような街柄か、もちろんアイドルショップもある。「哈日族(ハーリーズ)」というディスプレイがある店に入った。しかし、その店のメイン部分を占めていたのは韓流アイドル、あるいは韓流イケメン達。我がジャニーズは店の奥に押しやられている有様。聞けば3chあった日本番組のCATVが現在は2chに減少、逆に韓流chは5つもあるとのこと。飲茶はおいしかったが、ちょっとショックな哈日族事情であった(聞いてると、どうも日本勢は営業努力が足りないようなのである)。
ここが台北の秋葉原、光華数位新天地。
ビルの内側はこんな感じ。初めてだがいきなり馴染み深い感じする。
全然関係ないが、翌々日、会社の業務命令でサムソンの「ギャラクシーS」を買うために朝イチで再訪したときに、なぜかお犬様が通りの真ん中に鎮座していた。余りの出来過ぎた姿に思わずシャッターを押した次第である。
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