前回書いたような背景があってのタイ国訪問。まず、感じたのは非常に親日で的あるということ。また、ことある毎の合掌も魅力的。ロイヤルファミリーに対する敬愛の念も皇室をいただく日本人と相通ずるものがある。こういった人々に悪人はいないと思うのは早計かも知れないが、多分に仏教に親和性を持つ日本人としてはホッとするのだ。実際、2012年の日本の海外投資は中国を抜き去ってタイ国が一番となった。
そんなタイ国のアニメ産業であるが、こちらは構造的にまだまだ発展途上にあると言ってもよいであろう。そもそも、聞くところによると、地上波に日本のようなアニメ枠が余りないという。多分、それ以前にアニメにタイする社会的認識がまだ低いように思われた。もちろん、タイ国でも国民的なキャラクターとなったドラえもんのような例もあるが、一般的には「子どもの娯楽の一つ」程度の認識でしかない。まあ、これはアニメの産業化が進んだ日本や米国以外では程度の差はあれどこも同じ様なもの。
ところが、タイ国のアニメ産業に対する認識はその程度のものであったが、実際つくられているものの、日本でいうならEテレのアニメ枠で流れているような内容のものが多いのであるが、色々見るに及んでかなりのレベルの作品が製作されていることが分かった。
本文とは関係ないがバンコックで食べた蟹料理がおいしかった。中華とタイがミックスした料理とのこと。タイのロイヤルファミリーや、小泉首相、秋篠宮殿下などが訪れた店であるようだが、至って大衆的であった
こちらは、その蟹料理。蟹ミソたっぷり。
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