アニメ検定公式問題集 2007
(小学館プロダクション/1,260円税込)
11月23日開催のアニメ検定公式問題集にトライしてみた。全部で200問あるが、50問は初歩レベルなので3級(スーパーファン級)、4級(ノーマルファン級)、5級(ビギナーファン級)の150問に挑戦してみた。今回が初めてなので1級(アカデミー級)、2級(プロフェッショナル級)はないとのことである。
8時36分開始、終了は10時42分で結構時間がかかった。問題は多岐に渡っている。【作品と物語】【作家とスタジオ】【産業と市場】【技術と科学】【商品と流通】【原作とアレンジ】【歴史と発達史】【海外への進出】【世界の動向】【声優と音響】【脚本と演出】【音楽と主題歌】【美術設定】【企業とレーベル】【地域と地誌】と15の分野がある。
アニメに関する同様の試験はあるがほとんどが作品に関するもので、このような総合的な視点に立ったものはない。そういう意味でやってみて結構面白かった。
ということで結果は150問中、正解は112であった。正答率約75%。作品の内容や声優の問題になると弱い。多分作品主体の試験だと無惨な結果に終わるであろう。これが1級、2級となると多分半分も答えられないであろう。
試験もたまにはいいもので、もしコンテンツ関係の著作権について知りたいと思うなら、本を読むのもいいが著作権認定試験を受けてみるとよいと思う。私も「ビジネス著作権検定試験」受けてみたが勉強になった。初回は初級しかなく二度目で上級にパスした。これは勉強になった。
http://www.sikaku.info/
もっと簡単に知識を得たいというのであれば『著作権の考え方』(岡本薫/岩波新書)がお勧めである。価格も安く著作権のポイント、現状の問題点などがよくわかる。
おそらく、来年当たりから放送と通信の融合に合わせて著作権が大きく改正されるであろう。しかし、そういう中にあっても法律まかせではなく、応用力や交渉力を身につけることが大切である。
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