ライバル続々登場
2006年3月まるごとアニメ、2006年5月Qlick.TVと連続してサイトをオープンし、ケータイにおける動画配信という未知の大海を一人ゆくフロントメディアであったが、さすがに動きの速いIT業界、すぐにライバルが現れはじめた。
最初に動きを見せたのはディズニーであった。多くのファンが集うといわれていたサイトにおける動画配信を本格的に開始したのである。
その次に参入したのがバンダイ・ネットワークスのアニメモビ。ガンダムなどの魅力的なコンテンツを揃え勇躍8月にオープンした。
新しいメディアにとってライバルが現れるのは脅威でもあるが、市場全体を活性化し形成するという意味では心強い味方である。実際、参入が続いた夏から秋にかけてケータイによる動画配信の認知も高まる気配を見せた。そして、いよいよ本格的に動画配信の季節がはじまるのである。そのきっかけになったのはナンバー・ポータビリティであった。
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