ケータイアニメ配信の特徴と利点
1) プライベートメディアである
ケータイそのものの大きな利点にプライベート、つまり自分だけのものということがある。自分だけのテレビやPCを持っている人間というのは意外と少ない。その点ケータイは自分だけのものである。誰にも気兼ねせずに見られるということは非常にポイントが高い。
2) ユビキタスである
ケータイ動画は時間、空間を問わない。何時でも何処でも見られる。そして常時オンになっていているのでその都度スイッチを入れる必要がない。まさにユビキタスである。レンタル様に返却し損ねて滞納という心配もない。
3) クレジットカードが不要、料金支払いが楽。
PCなどの動画配信では決済にクレジットカードが必要になるがケータイの場合は電話料金と一緒に支払いができる。新たにカードをつくる必要もない.。
4) 権利の管理(DRM)がしっかりしている
これはコンテンツを提供する側にとってのメリットであるが著作権の管理がしっかりしている。現在ストリーミング形式が主流の動画配信であるが、それがダウンロード型であってもコピーなどの心配はない。それは着うたで実証済みである。この方面に関して日本のケータイはおそらく世界一であろう。
こうして書くとメリットばかりのようであるがもちろんデメリットもある。そのままケータイの弱点であるが、画面のサイズ、バッテリーの問題などである。画質は良くなって行くが画面サイズばかりは致し方ない。これはそういうものだと思うしかないであろうし、逆のこれによって他のメディアの特性も明らかになる。大画面で見たいというニーズはなくならないであろうからメディアとしての棲み分けも明確だ。またバッテリーに関しては次第に容量が大きくなりつつあるということ、また自宅で視聴するケースが多いのでそれほど心配することはないと思われる。
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