09東京国際アニメフェア1〜過去最高の動員数
「手塚治虫生誕80周年〜ポップカルチャーの元祖、その業績と評価」のアニメフェアに関する手塚治虫の業績を終え、次はロボットとの関係について述べるつもりであるが、その合間にしばらくご無沙汰していたアニメ関連メディア情報や本の紹介をしたいと思う。
今年で8回目を迎えた東京国際アニメフェアであるが、春の行事として定着したようで今年も多くの家族連れやアニメファンで賑わった。通路を広く取ったため昨年ほどの混雑感はなかったが実際の動員数は過去最高となった。
プレス、一般入場者の合計は129,819名で昨年対比+3,197名、102.52%という結果になった。13万人を突破するだろうと言われていたが、金曜日の午前中に雨が降ったこともありわずかに及ばなかった。
出展企業やコマ数もほぼ昨年並みで、昨今の景気を考えるとアニメ産業はまだまだ頑張っていると言えよう。とは言いながら、全体的にディスプレイ等が質素になったように見受けられたのは事実である。
そんな中、ひときわ元気に見えたのがアニプレックスのブースであった。昨年は『空の境界』の大ヒット、今年は『鋼の錬金術師』が控えていることもあり、それがそのままブースの活況感を表していた。
また、サテライトのブースも去年に引き続き賑わっていた。昨年大ブームとなった『マクロスF』、今年はその劇場版や話題作『バスカッシュ!』、さらに畢竟の大作『グイン・サーガ』の放映も控えており、いやが上にも盛り上がっているように見えた。
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