サミットやフォーラムなど
4番目のコンテンツがセミナーやサミット、フォーラム。主なものは以下の通りである。
1)アニメサミットフォーラム(2009 Cartoon and Animation Summit Forum)=参加者は国家広電総局宣伝管理司長の日本でも馴染み深い金徳龍氏、杭州市の副市長でアニメフェアのエグゼクティブ・ディレクターである叶明氏、『カンフーパンダ』の監督Mark Osbome氏、北京電影学院動画学院長孫立軍氏、『天眼(Magic Eye)』監督Wu Jianrong氏による基調サミットフォーラムである。せっかく同時通訳機があったがすぐに足りなくなってしまったフォーラムである。写真はMark Osbome氏。
2) 実例分析(Case Study)1〜3=『カンフーパンダ』、大ヒット中国アニメ『喜羊羊与灰太狼』『天眼』などの監督を招きその成功を分析する。
3) 指導講座(Lecture by Masters)=台湾の著名マンガ家蔡志忠氏や朱徳庸氏、『スポンジ・ボブ』の脚本家であるKent Osbome氏、そして日本の天野嘉孝氏を迎えてのレクチャーである。
4)国際アニメーションフィルム協会ワークショップ(ASIFA WORKSHOP)=国際アニメーションフィルム協会によるアニメワークショップである。ASIFA理事のNancy Denney Phelps氏、会員で吉林動画学院副委員長の常光希氏、上海メディアグループ所属の監督Mohamed Ghazaia氏が講師を担当している。
5) 中日動漫合作フォーラム(Sino-Japanese Cartoon and Animation Cooperation Forum)=日中間の協業を探る発表会。スピーカーは日本サイドがフジテレビ執行役員の前田和也氏、デジタルハリウッドの学長である杉山知之氏、シンク代表の森祐治氏、コスパ代表の橋本敬史氏、日中の架け橋を目指すゴールデンブリッジ代表森田栄光氏、中国サイドは中国著作権保護センター副主任のZou Jianhua氏、上海ファンタジアアニメーション代表の張天暁氏、中央美術学院招聘教授成飛氏などの顔ぶれである。
6)合作分科フォーラム(Branch Forum by cooperative Organizations)=国際的なアニメ教育や共同制作についてフォーラム。メンバーは アニメのプロデューサーでAnimation World Networkを立ち上げたRon Diamond氏や国際的な子ども番組チャンネルであるKidsCo代表のPaul Robinson氏を中心にアニメ教育や合作の可能性を探るといった主旨である。
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