杭州アニメフェアのコンペテション
5番目はアニメフェアの目玉のひとつであるコンペテション「“Monkey-King Award”Competition」。テーマは「平和、調和、進歩、そして振興」である。中国アニメ界の重鎮が多い審査員構成であるが日本から木下小夜子氏が名前を連ねている。以下は今年の主な賞の受賞作である。
〈“Monkey-King Award”Competition〉
〈総合賞〉
1)劇場アニメ部門
・ 国内劇場アニメ賞(賞金30万元=約450万円)
『葫芦兄弟(Calabash Brothers)』(Shanghai film Group/ Shanghai Media Group/ Shanghai Animation Film Studio)
・ 海外劇場アニメ賞(賞金なし)
『カンフーパンダ』(Mark Osborne / John Stevenson)
2)TVアニメ部門
・ 国内TVアニメ賞(賞金20万元)
『月亮大马戏团(Lovable Circus)』(CCTV Animation)
・海外TVアニメ賞(賞金なし)
『The Muffles』(Sabrina Wannie)
3)ショートアニメ部門
・ 国内ショートアニメ賞(賞金10万元)
『牡丹亭(The Peony Pavilion)』(LIU XIAN)
・ 海外ショートアニメ賞(賞金なし)
『九段』(木村卓)
一瞥して見たことのあるのは『カンフーパンダ』くらいなものである。『九段』というアニメの存在も知らなかった。展示会場では上映されていなかったようなので見ることが出来なかった。残念である。
それにしても賞金が大きい。作品賞の1位は何と450万円。日本の感覚だと一千万以上であろう。これくらいもらえたら作品をつくれてしまうのではないか。また、海外受賞作品には賞金がないというのも中国らしくメリハリが効いている。
ところで明日から夏期休暇を取らせてもらいます。旅先からアップしようと思いますが、ノートからやると文字化けしたりするので、ひょっとして来週末まで更新がないかも知れません。
ご了承の程宜しくお願いします。
コメント