日本のアニメ企業の平均存続年数
アニメ制作企業の存続年数であるが、美術を除く制作・作画系企業全体の2009年12月までの平均存続年数は19.2年であった(対象110社)。また、美術企業の平均存続年数は21.2年であった(対象28社)。制作系も美術もほぼ同じ存続年数となった。
帝国データバンクの企業概要データベース「COSMOS2」に収録されている日本企業約125万社のデータによれば、企業の業歴(創業や設立から現在までの年数)は平均40.5年である。それと比較すればアニメ業界の業歴は半分程度であるが、帝国データバンクのデータには100年以上続く老舗2万社も含まれている。
アニメ産業の実質的なスタートが東映動画設立の1956年、また制作会社が増えはじめたのはテレビアニメがスタートした1963年以降であることを考えれば、比較的長命といえるのではないか。実は、個人的にはもう少し短いのではと思っていたが、これは、なかなか誇れる数字ではないだろうか。
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