セメント工場の再開発
午後からは「デジタル出版セミナー」に出席。日本からシャープの千葉さんと魔法のiランドの草野さんが参加。ここで無念のバッテリー切れ。充電し損ねたらしい。以降、浙江大学夏先生とアジアITビジネス研究会田所さんから拝借した写真である。
セミナーが終わって郊外にあるセメント工場を再開発したクリエイティブ・パークにバスで移動。建物は古いがなかなかおしゃれなファクトリーになっている。ここで、クリエーターの交流会が行われるとのこと。以下、写真を追いながら説明を行いたい。
顔が覆われてしまっているが魔法のiらんどの草野さん。
映像事業が好調とのこと。そういえば3月にアスキー・メディアワークスの傘下になった。
アニメフェア会場からバスで小一時間ほど。これが元セメント工場を再開発した「杭州浙江文化創意園(Hangzhou Zhijiang Cultual Town)。古い工場をしっかりしたリノベーションしてある。再開発の主体は杭州市の西湖区。
夕食会が行われる中庭。ここを取り囲む形で多くの建物が存在している。その数、おそらく20〜30位はあるのではないか。
アーティストのアトリエ・ファクトリーもある。真ん中が台湾の漫画家、蔡忠士さん(左が増田、右が田所)。毎回アニメフェアに参加されているが、ここに4Fあるアトリエとファクトリーをお持ちとのこと(同様のファクトリーが数棟連なっている)。蔡さんは日本に住んでいたことがあったそうで多少日本語がお出来になる。
蔡さんのファクトリー。蔡さん原作のアニメーションなどを制作している。
またお会いした湖南省の美少女漫画家、夏達さん。一番右側、浙江大学の夏さん。同じ名字。
夏達さんを見ていると、「かぜとなりたや はつなつのかぜとなりたや かのひとのまへにはだかり かのひとのうしろよりふく はつなつのはつなつの かぜとなりたや」という詩が思い浮かぶ。
食事会の方は中国風ではなかった。挨拶もなかったがそれなりに盛り上がった。
気がつくと蔡さんが西湖区の区長を招き入れてくれていた。真ん中の女性がここの再開発を提案したとのこと。
ということで、今回の杭州アニメフェアの報告は終わりとする。翌日、帰国のため早めにホテルを出た。上海万博初日ということで大混雑が予測されたが、拍子抜けするほど道が空いており、多分今までで一番早く空港に着いた(浦東)。
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