Cartoon Networkのアジア戦略
ターナー・エンタテイメント・ネットワーク・アジアのSenior Vice President & General ManagerであるSomitra Saha氏(多分インド人)の基調講演を聴いた。その内実はCartoon Networkであるがアジアに向けたマーケット戦略をしっかり立てていることが理解できた。
アジアの施策として推進しているのがローカルプロダクション。フラッシュアニメなどを含め、現地発信のコンテンツを強化して行くとのこと。今後その傾向は強まって行くのではないかと感じた。
今回台湾に行って実感したのは、コンテンツビジネス一国で完結するものではないということである。そこそこ国内人口が多かったこともあり日本は海外へ目が向かなかったが、人口減に転じた国内市場を考えると嫌でも海外に出て行かざるを得ない状況になっている。
その点、台湾や韓国はその市場の狭さから最初から海外市場を相手にした企画でなければ成立しない。台湾ではコンテンツにせよ、ツールにせよそういった意識が旺盛である。その意味でdigital taipeiは規模こそ小さかったが外に向けられた存在であった。
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