平家状態のapple
iTunesでの本格的映画配信もはじまりappleの快進撃が止まらない。20年来のapple(しか使えなかった)ユーザーとしては喜ばしい限りであるが、栄華を極めた平家状態がそろそろ正念場を迎えつつあるのではないか。そのきっかけは「iPhoneにあらずんばスマートフォンにあらず」状態が崩れることによって引き起こされるのではないかと考えている。
ジョブスが戻って以来、iMacなど一連のapple製品のデザイン性が際だって来ているが、その神髄は猿でも操作出来るユーザーインターフェイスを初めとする機能性にあると思う。ウィンドウズを使うとその事が実によくわかる。appleユーザから言わせれば(私だけかも知れませんが)ウィンドウズは一手間増えたじれったいOSに過ぎない。
appleのデザイン性と機能性が極まったのがiPhoneとiPadであろう。ウィンドウズユーザーがiPhoneを使ったときの驚きは如何ばかりであったか。iPodにはじまるappleの快進撃はiPadで頂点に達した。株式の時価総額もマイクロソフトを抜きIT企業としては世界一となった。将に栄光の平家状態と言っても差し支えないであろう。
次回、「appleは奢る平家になるか」です。
コメント