第七章「アニメ企業研究 海外篇」6
ワーナー2〜強力ファンタジー目白押し:
DCコミック、ゴジラ、ホビット、パディントン・ベアー
ハリポタシリーズが終了したワーナーは正直苦しいところに来ているのではないかと思うが、今後のラインアップを見ているとそうでもないようである。逆に、今までハリポタがあったので押さえられていたと思われる意欲的な大作が目白押しである。
その筆頭がDCコミック作品の大量投入である。来年の『The Dark Knight Rises(バットマン)』は鉄板として、『Superman: Man of Steel』『Justice League: Mortal』『Teen Titans』『Bizarro Superman』『Aquaman(アクアマン)』『Tarzan(ターザン)』など目白押しである。マーベル作品に刺激されたのであろうが、DCコミックのキャラクターの知名度からして十分期待できるであろう。
この他にも、ワーナーにはハリウッド二度目のリメイクとなる『ゴジラ』、これまた同様の『Mad Max: Fury Road』などの企画があるが、超大作として期待されているのがピーター・ジャクソンの『The Hobbit(ホビット)』である。既に史上最大の予算という打ち出しになっており、1と2を同時に制作することを考えると『ロード・オブ・ザ・リング』のような壮大なファンタジーになるものと思われる。
また、おそらくハリポタの後継企画になると思われるのが『Paddington Bear(パディントン・ベアー)』であろう。ファミリー向けのファンタジー大作となるようだが(ハリポタのプロデューサーがやるので多分そうなる)、当たれば続編がつくられるであろう。
アニメーションはハッピーフィートしか当たっていないワーナー。『ガフールの伝説』も結構面白かったのだが、キャラクターが梟では・・・・。アニメーション作品はほとんどないが、内容的にはほとんど同じであるファンタジー作品が多い。ワーナーからも目が離せない。
コメント