2011年アニメビジネス動向回顧
アニメビジネス10大ニュース
昨年末書こうと思っていた2011年アニメビジネス10大ニュースであるが、業界の現状を反映しているせいか、どうも目立った動きがなかったように思われてためらっていたら、1月3日(火)付けのアニメ!アニメ!でやってくれたので(「2011年アニメビジネス10大ニュース」)、触発されて自分なりのベスト10を提示してみたい。数土さん、お礼申し上げます(笑)。
自分の場合は多分に産業傾向的なのものになるかと思うが。ただし、最初の東日本大震災以外は考え付いた順に記したので、事の次第の大きさについてはさほど考慮されていないことを予めお断りしておく。
また、2011年の統計数値が出ていない段階であるので、多分に印象で語っているところがあるのも否めないであろう。音楽や配信、パッケージなどは本来数字が出なければ発言できるものではないが、そこはアニメ産業レポートなどでカバーして行くので勘弁願いたい。
ということで、アニメビジネス10大ニュース。
【2011年 アニメビジネス10大ニュース】
1. 様々な影響を与えた東日本大震災
2. TVアニメ制作分数増加
3. 結果を出したオリジナルアニメ
4. 変わる業界地図〜明確化する企業格差、加速する企業統合、新興勢力の台頭
5. パッケージは前年度割れを食い止めるか?
6. 映画動向の変化〜ジブリ映画の不振、映画けいおん!のヒット
7. 好調に推移する音楽・ライブ事業〜アニメ音楽、コンサートの盛況
8. アニメ配信本格化の兆し
9. アメリカンアニメーションバブル小康状態
10. 中国アニメ政策転換へ?
確定版ではないが、取りあえず現在の時点での10大ニュースということで。
以下、次回からひとつずつ解説していきたいと思う。
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