All Nippon Entertainment Works2
平成23年8月15日のプレスリリース
それでは8月15日(これって終戦(敗戦)記念日。縁起を担ぐわけではないがもちっと考えた方がいいのでは)にリリースされたAll Nippon Entertainment Worksの文章を見てみたい。
株式会社 All Nippon Entertainment Works の設立 〜日本のコンテンツの海外展開を支援する新会社〜
1.新会社の設立について 本日、株式会社産業革新機構は、映画・TV番組・ゲーム・書籍等の日本のコンテンツを海外に展開し、収益を獲得することを目的とする新会社を設立することを公表しました。
日本のコンテンツの海外展開支援は、「知的財産推進計画2011」や「産 業構造ビジョン2010」においても重要課題として取り上げられており、新会社の取組は、コンテンツ産業の成長のために重要な意義を有しております。
経済産業省は、新会社の設立を心から歓迎するとともに、新会社の取組を 通じて、我が国のコンテンツ業界に、海外展開のノウハウが蓄積されることや、コンテンツの価値に見合う適切な対価が国内に還元される仕組みが構築されることを期待しています。
2.新会社の概要 会社名:「株式会社 All Nippon Entertainment Works」
出資額:60億円(株式会社産業革新機構の100%出資)
コラボレーションパートナー企業: アスミック・エース エンタテイメント(株)、(株)タカラトミー、 (株)TBSテレビ、(株)電通、東宝東和(株)、日活(株)、(株)フジテレビジョン、 (株)プロダクション・アイジー、三菱商事(株)(順不同、五十音順)
※現時点でのパートナー企業であり、今後更なる拡大・充実を図る予定
事業内容: 国内の魅力ある映画のストーリー等を、グローバル市場向けにリメイクし、米国(ハリウッド)での映画化等に向けた企画開発業務を米国のプロ デューサーと共同で推進します。
ということで、産業革新機構が行う投資の一環としてコンテンツが選ばれた訳である。All Nipponと銘打つようにパートナー企業も多様のジャンルから選ばれている。しかしながら、どの様な一貫性、あるいは戦略があるのかは現時点では分からない。
次回から解説に入る。
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