『the Salads』(サラダ)はBYTE in A CUPという製作会社が2010年にタイで発表した5分×26話のテレビアニメシリーズである。花や野菜、フルーツが先祖の形を引き継ぎながら進化したキャラクターが住む星で繰り広げられるそのストーリーはタイの子どもに受け入れられヒット。ぬいぐるみをはじめとして、ゲームを含めた商品化がなされたタイでは有名なキャラクターである。
さて、なぜ自分がこの『the Salads』に引き込まれたのか。ひまわりのジャジャの明るく物怖じしないキャラクターや、泣き虫ホマ、マッドサイエンティスト?のバン博士、ちょっとおマヌケな海賊モメロン、スーパーヒーローだと思い込み頑張るとポップコーンが飛び出すスーパーコーン、タロイモ忍者ディンディンなど役者は豊富である。よく練られたキャラクターではあるが、なぜ一目見てカワイイと思ったのか。
実は、BYTE in A CUPには親会社があり、そこは多くの日本製アニメ作品のライセンスを取得しタイで番組放映、商品化などを行っているのである。超メジャーなキッズ作品から、ファン向け作品まで幅広く手がけているのだが、そもそも、ドラえもんが国民的人気を誇っているタイでは日本のアニメ作品にタイする親和性が非常に高い。という歴史的な事情・蓄積によって、日本のキャラクターが持つ魅力を理解出来ているのではないかと思う次第である。まあ、サラダを一目見て可愛いと思ってのはその辺に秘密があるのかも知れない。
サラダ3人の主人公
サラダ主人公ジャジャ
ジャジャの彼女?イチゴのササ ジャジャの友だち泣き虫ホマ
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