4月16日(水)〈HYPER JAPAN2〜日本アニメ映画祭〉
英国映画協会(BFI)が5月中旬に開催するアニメ映画祭「Anime Weekend」を開催するとのこと。“Cool Japan”系イベントであろうが、HYPER JAPANもそうだがイギリスにもようやくこういう動きが本格的になって来たようだ。
そもそも、長らくイギリスは日本のアニメにとって「鬼門」であった。1970年代末からフランスやイタリア、スペインなどで日本製アニメが盛り上がりって来る中、イギリスだけは冷静、というかなかなか受け入れてくれないという印象が常にあった。
それは、おそらくはジェントルマンの国では児戯に等しいアニメなど一顧だにされぬ、あるいはチャンネル数が少ない、などと思っていたのだが、最近、実はOfcom(オフコム、Office of Communications、英国情報通信庁,日本で言えば総務省)というところが、(日本サイドから言わせると)「ネック」であるということが分かった。
ここが出している子ども番組に対するガイドラインがかなり厳しいとは、ABPFで『テンカイナイト』のビジネスを詳細に語ってくれた小学館集英社プロダクション堀口ダニエル氏の弁。そして、このガイドラインをフォローする国も多いとのこと。
さらに、BBCにはキッズアニメ以外のアニメ担当者はいないと教えてくれたのは、ADK、マーベラス、ニコ動などを経て、現在はHYPER JAPANのお手伝いをされている片岡義朗氏。キッズアニメ以外、売り先がないのである。
そんな状況の中、アニメ映画祭「Anime Weekend」が開催されるということは、ある種快挙である。なぜなら、キッズアニメを見ずに育って、大人向けアニメを見ることは余り考えられないからだ。日本の独占市場である大人向けアニメを広めるためには、実は日本製キッズアニメをしっかり届ける流通網を確立することが大切なのではないか。
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