〈BMC「アジア次世代コンテンツ・フォーラム・セミナー」2〉
〜「ドラマの韓流最長役のためのグローバル市場への進出戦略」①〜
まず、最初のセミナーは首題の通り。司会は、梨花女子大学プ教授のSunghee PARK教授。プレゼンターは京畿大学のSong, Jong Gil教授で氏のプレゼンで興味を持ったポイントは以下の通り。
・2012年の韓国放送コンテンツ輸出総額2億1699万ドル、その内ドラマが84.2%もあるとのこと。
・主な輸出国は日本、中国、台湾、ベトナムだが、日本が最大の輸出国
・日本市場が沈滞している分、中国、ベトナム、タイなどが補っている
・地上波放送3局が製作の中心だが、最近はPP(有料チャンネル)局が競争に参加
・ドラマの外注制作費の上昇に伴い輸出価格も上がってマイナス要因となっている
・2013年に放送用コンテンツ外注の正常化のため、文化体育部と放送通信委員会が「放送プログラム制作(購買)標準契約書」「大衆文化芸術人(歌手、俳優)放送出演標準契約書」などを制定するなど、非合理的な慣例を改善するための努力をした(ということは、契約書がないケースが多いということ)
といったところか。
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