〈BMC「アジア次世代コンテンツ・フォーラム・セミナー」3〉
〜「ドラマの韓流最長役のためのグローバル市場への進出戦略」②〜
一方、参加討論者は、
・三和インターナショナルCEO Jehyun AHN
・靈山大学教授 Jinro LEE
・China film & TV Copyright Industry Union, Secretary General Liu Yanjun
・MBCインターナショナManaging Director, Wansik MIN
・韓国コンテンツ振興院(事OCCA)Senior Researcher Jaesik YOON
以上であるが、この中で話が面白かったのは三和インターナショナルのJehyun AHN氏の話。
・韓国ドラマの海外販売価格は1,000ドルから10万ドル(多分、一番高く買っているのは日本であろう)
・日本ここ1〜2年で取引高50%減、あとはウォン高などで停滞。
・世界各国売れるようになって来たが、例えば、プログラムの販売価格がアラブ諸国で300ドル、500ドル1,000ドルといったレベルで悩ましい。
・チャングム2、残念ながら実現出来なかった。
・制作費がかかるのが問題だが、国家産業の土台になる。
・現在、中国でネット配信されている『星からきたあなた』が大ヒット、ワンショットで終わらせたくない。みんな、中国と共同製作を行っている。
といった内容であった。
やはり、海外販売における日本の存在感は大きかったようで、減ったとはいえ、日本のバイヤー登録社は韓国に次いで2位の51社であった。確かに世界進出を果たした韓国のドラマであるが、日本でのバブル状況が去った今、正念場はこれからはじまるのであろう。
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