5月22日(木)
〈BMC「アジア次世代コンテンツ・フォーラム・セミナー」4〉
〜「アニメーション国際共同制作の新たな方向模索」①〜
こちらは私が登壇したセミナー。司会は東西大学Eeljin CHAE氏、プレゼンは漢陽大学文化コンテンツ学科Kim, Young Jae氏。以下、そのポイント。
・データ引用資料が韓国コンテンツ振興院が刊行している「2013年アニメーション産業白書」からがほとんど。これによると、世界のアニメーション市場はアメリカと日本が掌握とある。
・2013年アメリカのアニメーション市場は71.4億ドル(約7,400億円)、2位日本が1,828億円はいいとして、3位にイギリスが入っている。日本では鬼門と言われているので、アメリカン・アニメーションが強いということなのか。
・国際共同制作(製作ではなく制作とある)事例紹介。06年〜13年までの13事例の内、日本は6、中国は5、マレーシア2など。
・中国市場の問題点①視聴率が高いのにもかかわらずチャンネル事業者の低い収益②低い放映権料と収益率など。
・日本市場の問題点①市場が急激に収縮した後、回復に向かう(「アニメ産業レポート」から引用)②国内市場、パッケージ市場の縮小に伴う収益性の向上など。
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