4月9日(水)〈アニメビジエンス浜野保樹追悼緊急座談〉
原恵一、樋口真嗣、細田守のご3人による追悼対談。この3人のスケジュール調整のために発刊が遅れたのかも知れないが(笑)、まあ、よくやってくれました。その心意気におじさんは泣いてしまうぞ(笑)。まあ、何せ、浜野先生のアニメ界に対するご尽力は非常に大きかったですから。
浜野先生とはそれほど深く話し合ったことはないが、印象に残っているのはナンシー梅木のこと。何の縁故もない小樽生まれの一介のジャズ歌手が、なぜアカデミー助演女優賞を受賞したのか。その秘密に迫りたいとアメリカまで取材に行かれたとおっしゃっていた。そこには、『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』以来の、アメリカに負けた日本がどう変容したのかという一貫したテーマがあったように思えた。
激しく遅いがご冥福を祈る。邪気のないお人だったので、もう天上界に行かれていると思いますが、どうぞ日本のアニメに限らず、文化全体のガーディアン・スピリット(守護神)となって見守って下さい。
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それにしても。誰か浜野先生の衣鉢を継ぐ人間はいないものか。弟子がいると聞くので、先生の業績だけはお願いだからまとめて下さい。