今年も元気、劇場アニメ
テレビアニメが停滞気味な分劇場アニメが元気である。その理由については8月に出版される本で明らかにしているが、違った意味でアメリカの劇場アニメも元気である。ということで今後公開される劇場アニメを紹介してみたいと思う。
その前に既に見た作品についての寸評。
□ 『塔の上のラプンツェル』/ディズニーでなきゃつくれない作品
□ 『鬼神伝』/ぴえろ制作の川﨑博嗣監督作品。余り宣伝されなかったのでしかない人も多いと思う
□ 『豆腐小僧』/京極夏彦原作のワーナーローカル作品。3Dで見た。深ぴょんは失礼ながら意外と良かった。
□ 『星を追う子供 』/新海誠作品。作品データを知らずに見たら絶対ジブリ作品だと思う。ジブリよりジブリ的?
ということで以下公開予定作品。
5月
■『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』東映/昨日から公開だが調子はどうか。三部作の最初の作品なので勢いをつけたいところであろう。本作品は東映アニメーションではなく東映の製作である。
6月
■『劇場版 戦国BASARA The Last Party』松竹
■『トワノクオン 第1章 泡沫の花弁』ショウゲート/BONES
■『劇場版そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(エンジェロイド)』
7月
■『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』松竹
■『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』
■『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと白き英雄 レシラム』
* 別作品ということでチケットも2枚買わないとダメとのこと。それもあってか前売りが好調。したたかな営業戦略。
■『コクリコ坂から』東宝/ジブリ宮崎吾郎作品。制作がかなり遅れているらしいがまだ映像が出て来ない。大丈夫かな・・・
■『カーズ2』ピクサー/ディズニー』コクリコと並ぶ夏の大本命。
■『劇場版NARUTO ナルト ブラッド・プリズン』東宝
8月
■『カンフー・パンダ2』ドリームワークス・パラマウント。かなり知名度が上がってきているのでどれくらい行くか。
■『イースターラビットのキャンディ工場』ユニバーサル/原題『HOOP』。怪盗グルーのイルミネーションスタジオ制作。実写との合成。
9月
■『劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』松竹
■『スマーフ』SPE。1980年代にハンナ・バーベラがテレビアニメ化して大ヒット。今回は実写との合成。
■『とある飛空士への追憶』テアトル/トムス×マッドハウスという組み合わせだそうです。
■『ブルー 初めての空へ』FOX/原題『RIO』。CGアニメ
10月
■『ランゴ』パラマウント/パイレーツの監督とJ・デップの組み合わせが注目どころだが、何せキャラクターがカメレオンだからね・・・
11月
■『アーサークリスマスの大冒険』SPE/3Dアニメーション。
12月
■『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』ドリームワークス・パラマウント/スピルバーグ×ピーター・ジャクソン作品、超大作CGアニメーション(多分)。タンタン好きスピルバーグ念願の作品。見てみたい、
■『映画 けいおん!』松竹。結構入るのでは。
■『friends もののけ島のナキ』東宝/山崎貴監督、白組制作の3Dアニメーション。泣いた赤鬼が原作とのことだが白組がやるので楽しみ。
■『HAPPY FEET2』ワーナー/続編CGアニメーション。
ついでにほとんどアニメの様な作品も。
6月
■『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』FOX/ご存じマーベル作品。
7月
■『マイティ・ソー』パラマウント/これもマーベル作品で浅野忠信が出演。アメリカでは結構ヒットした。
■『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』パラマウント/今回は3D。
9月
■『カウボーイ&エイリアン』ユニバーサル/スピルバーグ製作、ダニエル・クレイグ、ハリソンフォード。ウェスタンにUFOが登場。マンガっぽい設定で意外と穴かも。
■『グリーン・ランタン』ワーナー/DCコミックのスーパーヒーローもの。メーベルを意識してか今後この路線が多くなりそう。
10月
■『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』パラマウント/これもマーベルのスーパーヒーロー。
12月
■『リアル・スティール』タッチストーン・松竹/ヒュー・ジャックマンSFものでロボット格闘技作品。
アメリカでは『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』(8月)などが公開されるが、来年以降注目作品が目白押しである。